豪雨を呼ぶ日本刀

「天国(あまくに)」・・・「豪雨を呼ぶ刀」

「天国」は奈良時代、もしくは平安時代に活動したとされる刀匠。「日本刀の祖」と称されるが、銘の入った作品が発見されておらず、伝説的な存在として伝えられている。

東京の江東区にある亀戸天神社に、天国の作と伝えられる宝刀がある。江戸のころ亀戸天神社の神職を世襲してきた社家の出身でのち本屋宗七と名乗った戯作者がいた。ある時この宝刀を質に入れようと、盗み出す。天国を抱えて神社を出ると、突然雨が降り出した。宗七は宝剣を抱えたまま業平橋に立ちすくんだ。「これは神罰に違いない」と、恐怖に震えながらきた道を引き返し、天国を宝蔵に戻した。

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